中野島糖尿病クリニックの移転とオンライン診療の確認

7月以来の投稿です。

8月に勤務している中野島糖尿病クリニック(https://nakanoshimadmcl.jp/)が目と鼻の先ですが、移転しまして、このいろいろなシステム変更で大忙しでした。

それに、絵本も毎月1冊ずつ作っておりまして、締め切りに追われつつ楽しくスキルアップしております。

さて、クリニックが移転して、さらに駅前かつ広くになり、非常に快適な広々とした診察室で診療をしております。

でもこんな世のなかですので、ちょうど皆さんと自然な距離感で診療出来ていい感じです。

こちらは感染症対策で一般診療コーナーと分かれた隔離診察室をご用意しているので、発熱の患者さんにはこちらのお部屋に案内させていただいています。

もちろんオンライン診療もニーズに合わせてやらせていただいています。

このオンライン診療、皆さんのイメージと厚労省からのお達しの間には結構GAPがあるんです。

厚生労働省から8月26日付けで念を押されている内容としまして

麻薬及び向精神薬抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬を処方してはならないこと
② 診療録等により当該患者の基礎疾患の情報が把握できない場合は、処方日数は日間を上限とすること
③ 診療録等により当該患者の基礎疾患の情報が把握できない場合は、診療報酬における薬剤管理指導料の「1」の対象となる薬剤抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、不整脈用剤、抗てんかん剤、血液凝固阻止剤、ジギタリス製剤、テオフィリン製剤、カリウム製剤精神神経用剤、糖尿病用剤、膵臓ホルモン剤、抗HIV薬 の事をいいます。)の処方をしてはならないこと

つまり、思ったよりも皆さんが期待されている、何でもいきなりオンラインで・・はできないのが現状です。

最近のお問い合わせがあっても結局対面でお願いすることが増えているのが、特に②です。

紹介状をご用意いただくこともなく、皆さんの普段の診療状況がわからないままでは、最大で7日間までしか出せないことになっていますので、どうぞご確認の上ご連絡くださいね。

それから、初診をお受けできるエリアも指定があるんです。

厚労省からのお達しでは・・・

*初診から電話や情報通信機器を用いた診療を実施する際の留意事項について
医療機関の所在地から概ね同一の2次医療圏内に生活・就労の拠点を有する患者を対象とすることが望ましい。

→ナニコレ?難しいですよね。

つまり、あまりにもクリニックから遠方ですと、何かあった際に対面診療や大きな病院への紹介ができませんので、離れた県とかになりますとこれも不適切とされています。

初診オンラインはクリニックに緊急時受診可能な生活圏内で、、というイメージでお申し込みくださいませ。

考えすぎて困るぐらいなら、いつでもご相談くださいね。

追伸:夏のトマトの鉢は見た目はしょぼんとした枝のみの木としてベランダに鎮座しております。

 

 

 

 

 

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